化学業界が「博士」目指す学生に奨学金創設 『読売新聞』2010年4月21日付

『読売新聞』2010年4月21日付

化学業界が「博士」目指す学生に奨学金創設

化学メーカーで研究開発部門を先導する人材を育成しようと、日本化学工業協会が中心となって2012年度から、国内の大学院で化学を専攻する博士課程の学生を対象にした奨学金制度を創設する。

製造業が業界ぐるみで特定分野の学生を支援するのは初めてという。1人当たり年間100万~200万円の奨学金を出す予定だ。対象の大学院は経済産業省と連携して選定し、優秀な学生数十人を選ぶ。

奨学生は博士課程修了後も研究者として残ることも可能だが、各社は、課題発見能力の高い人材を育て、積極的に採用したい考えだ。

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