『長崎新聞』2010年4月12日付
長崎大が男女共同参画推進センター設置 研究活動や家庭との両立支援
長崎大は10日、文教キャンパス(長崎市文教町)の講師用宿泊所を改修し、同大教職員の研究活動や家庭生活との両立などを支援する「男女共同参画推進センター」を設置。片峰茂学長らが開所式でテープカットを行い、完成を祝った。
2009年度に採択された文科省の女性研究者支援モデル育成事業の一環。
同センターにはコーディネーターら3人が常駐。同センター、女性研究者、学生サポーターの3者が連携し、「人間環境支援」や「両立支援」「女性研究者拡大支援」に取り組む。
同センターは木造平屋181平方メートル。ミーティングルームやプレールーム、子ども用トイレ、事務室などを備えている。愛称は「おもやいセンター」。「おもやい」とは九州の方言で「共有する」「一緒に仲良く使う」という意味。