「病気の子も預かります」 秋田大、専門施設設置へ 共同通信配信記事 2009年12月22日付

共同通信配信記事 2009年12月22日付

「病気の子も預かります」 秋田大、専門施設設置へ

秋田大学は風邪や腹痛など軽微な病気を患ったり、病気から回復途中にある子どもを預かる「病児・病後保育施設」を来年4月に学内に設置することを22日までに決めた。子どもが病気にかかった際、仕事を休む日数の短縮が可能となり、大学職員の働きやすい環境を整備する狙いがある。

対象は生後8カ月から小学3年生までの子どもで、当面の定員は2人だが、将来的には4人ぐらいに増やす方針。利用には「入院を要するほどの重症ではない」との医師の証明が必要となる。

学内の保育園を運営する財団法人が運営し、看護師1人が常駐。来年1月から床面積約70平方メートルのコンクリート平屋の施設を建設する。

建設費用は約4千万円で、大学職員の2009年度の期末・勤勉手当の削減で生じた約1億8千万円の一部を充てる予定。

Proudly powered by WordPress   Premium Style Theme by www.gopiplus.com