東大院、海外と共同学位 シンガポールの大学院と協定 『朝日新聞』2009年11月24日付

『朝日新聞』2009年11月24日付

東大院、海外と共同学位 シンガポールの大学院と協定

東京大学公共政策大学院が、シンガポール国立大学リー・クアンユー公共政策大学院とダブル・ディグリー(共同学位)制度の覚書を結んだ。東大が、この制度を導入するのは初めて。 

ダブル・ディグリー制は、国外の大学と協定を結び共同でカリキュラムを作り、単位の相互振り替えなどを行うもの。単なる単位互換とは違い、所属大と留学先の大学の二つの学位を取得できる。欧米の大学では広がっているが、日本では69大学にとどまる(07年度)。 

東大は「正規学生として留学することで、本格的な国際性を身につけるとともに、将来、留学先の国・地域での活躍の可能性を広げる」と期待する。 

公共政策の研究機関との連携として、東大は現在、コロンビア大やパリ政治学院などと交換留学協定を結んでいるが、これらの大学院とのダブル・ディグリー制も交渉中という。

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