『下野新聞』2012年3月4日付
さらなる躍進誓う 宇大工学部が50周年記念式典
宇都宮大工学部創立50周年記念式典が3日、宇都宮市の県総合文化センターで開かれ、大学関係者や卒業生、現役学生ら約200人が出席して今後のさらなる躍進を誓った。
1961年に工学部の母体となる国立宇都宮工業短期大が設置され、64年に同部が3学科体制で発足。92年には博士後期課程が設置された。卒業生は約1万9千人に達する。
式典では井本英夫工学部長が「設立時から地元の方々の支援をいただいた。今後も支援をお願いしたい」と式辞を述べた。同大学の進村武男学長は「光学などの特定分野では世界最高水準の研究を進める」とあいさつし、来賓として出席した福田富一知事は「今後も有能な人材を数多く県内、世界に送り出してほしい」と祝辞を述べた。