県内企業、佐賀大とベトナム視察 進出の可能性探る『佐賀新聞』2012年2月29日付

『佐賀新聞』2012年2月29日付

県内企業、佐賀大とベトナム視察 進出の可能性探る

 佐賀県内の企業と佐賀大学は3月4日から5日間、経済発展が著しいベトナムの日系企業や大学を合同視察する。現地の大学とのパイプを持つ佐賀大が仲介役を果たし、産学連携8 件で企業進出と人材育成の可能性を探る。

 視察は、県工業連合会と佐大大学院工学系研究科で設立した「工学系高度人材育成コンソーシアム佐賀」の活動の一環。県貿易協会の会員企業も加わり、東亜工機(鹿島市)や唐津鐵工所、戸上電機製作所(佐賀市)など20社23人と、大学関係者3人が参加する。

 産業都市ホーチミンでは、自動車部品製造の丸栄工業(愛知県)や機械製造の協和機工(長崎県)の現地工場を訪問。佐賀大と学術交流のあるベトナム国家大学では、企業進出時の人材確保や日本人の語学研修などで連携の可能性について意見交換する。

 県工業連合会のベトナム視察は初めて。参加企業は、労働賃金の低さや勤勉さに関心があり、将来的な工場進出や中国からのシフトを視野に入れている社もあるという。

 同会の中村敏郎会長は「円高で国内経済も冷え込む中、生き残るためには外を向く必要もある。ベトナムは中小企業も進出できる可能性を秘めており、佐賀大と連携しながら関係を構築したい」と話す。

 

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