県:事業仕分け1日目 大学の知財流通「不要」 16件中13件「見直し」 /静岡『毎日新聞』静岡版2011年10月16日

『毎日新聞』静岡版2011年10月16日

県:事業仕分け1日目 大学の知財流通「不要」 16件中13件「見直し」 /静岡 

 県の事業仕分けが15日、県庁で始まった。審議された15事業16件のうち、大学が所有する知的財産の流通促進事業について県民評価者18人中12人が「大学自身が行うべきことで、税金投入は不要」と判断し「不要」と判定された。「一部見直し」を含め見直しを求められた事業は13に上り、「現行・拡充」と意義を積極的に評価されたのは1事業だけだった。16日に残る15事業が仕分けられる。 

 知的財産の流通促進事業は県が企業や大学が持つ特許技術を県内中小企業へ紹介、橋渡しする事業。年間予算約1200万円のうち、大学分200万円が不要と判定されたが、残る1000万円分の企業向け事業は結論が出なかった。現行・拡充と評価されたのは予算500万円の技能五輪出場選手の育成事業費助成。「ものづくりに携わる若者を育てることは重要だ」との意見に加え、「予算を増やし、広く深く支援すべきだ」との意見も出た。 

 その他の判定は次の通り。 

 国・市町が実施=商店街振興組合への助成▽相互理解促進フォーラム等開催 

 抜本見直し=6次産業化の推進▽環境産業創出▽ふじのくに「食の都」づくり推進 

 一部見直し=県教委公聴▽中小企業向け融資促進助成▽がんばる新農業人支援▽担い手育成型モデル農園設置活用▽耕作放棄地解消基盤整備▽中山間地域農業基盤整備▽外国人児童生徒サポート▽国体等派遣費助成【平林由梨】 

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