『朝日新聞』大分版2011年10月5日付
副学長に女性/大分大初起用/役員会見
大分大学は4日、北野正剛学長(61)ら新役員の就任会見を開き、教育改革担当副学長のポストを新設して椋野美智子・前同大福祉科学研究センター次長(55)を起用したことなどを発表した。同大で副学長以上のポストに女性が就任するのは初めて。
いずれも1日付。副学長は以前からあった教育担当とは別に教育改革担当を新設し、椋野氏を充てた。カリキュラム改革から組織改革まで人材育成のために必要な改革を進める方針。
北野学長は会見で「地域や社会から求められている付加価値を学生に与え、社会に貢献できる人材を育成することが急務だと考えている。大分大で学びたいと思ってくれる若い世代を全力で育てたい」と述べた。(城真弓)