宇大、県南地場産センター 連携推進協定に調印『下野新聞』2010年12月15日付

『下野新聞』2010年12月15日付

宇大、県南地場産センター 連携推進協定に調印 

 宇都宮大(進村武男学長)と県南地域地場産業振興センター(足利市田中町、理事長・大豆生田実足利市長)は産学官連携推進協定に調印した。14日、足利市役所で調印式を行った。

 同センターは、県南・両毛地区の経済活性化を目的に中小企業を支援。既に地元の足利工業大総合研究センターと連携事業を進めているが、連携の拡大が必要との認識が高まっていた。

 宇大はこれまで、県央地区を中心に金融機関、市町、県商工会連合会などと同様の協定を結んでいたが、県南・両毛地区には協定機関がなく、連携事業があまり活発ではなかった。

 お互いの弱点を補完するとともに、県南・両毛地区は高い技術を持つ中小企業も多く、さらなる産学官連携推進が期待されるため、協定を結ぶこととなった。

 調印式で進村学長は「異分野が連携し、地場産業が持つ匠の技を組み合わせることで、地域イノベーションの創出につながる」とあいさつ。大豆生田理事長は「お互いにウインウインの関係で、ともに発展する目標を立てて協力していきたい」と述べた。

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