医療機器開発者を育成 長崎大大学院に新コース 『読売新聞』 2013年11月27日付

『読売新聞』 2013年11月27日付

医療機器開発者を育成 長崎大大学院に新コース

長崎大(片峰茂学長)は、来年度から同大大学院の医歯薬学総合研究科に、医学と工学の2分野を学べる「ハイブリッド医療人養成コース」を新設する。

国産の医療機器開発において主導的に活躍できる人材の育成を目指す。

同コースでは、医学部を卒業した学生と、大学院工学研究科の博士前期課程を修了した学生が異なる視点からものづくりを学ぶ。工学研究科、医歯薬学総合研究科の教員と、民間企業から招く講師らが、先端医療機器を使った臨床実習や、最新機器の企画、試作などを指導。文部科学省の「未来医療研究人材養成拠点形成事業」に採択されており、5年間、必要経費の助成を受ける予定。

募集定員は5人程度。4年間のカリキュラムを修了した学生には医学の博士号を与え、論文を提出すれば工学の博士号も取得可能という。同大医学部の永安武副学部長は「医療現場のニーズ(需要)に応えられ、研究側のシーズ(新技術)を備えた人材を育てたい」と話している。

 

 

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