岡山大学長に森田氏再選 選考会議で3候補を審査 『山陽新聞』 2013年11月27日付

『山陽新聞』 2013年11月27日付

岡山大学長に森田氏再選 選考会議で3候補を審査

任期満了に伴う岡山大学長の選考会議が26日開かれ、現学長の森田潔氏(63)=麻酔・蘇生学=の再選を決めた。任期は2014年4月1日から17年3月末までの3年間。

学内外13人でつくる学長選考会議が、森田氏と佐野俊二・大学院医歯薬学総合研究科教授(61)、佐藤豊信・大学院環境生命科学研究科教授(64)の3候補を審査。25日に実施した教職員らによる学内意向投票の結果や面接などを参考に、森田氏を全会一致で学長適任者に選んだ。

会見した越宗孝昌・学長選考会議議長(山陽新聞社社長)は「学長として大学の管理運営に大きな実績を挙げてきた。大学間競争が激化する中、強力なリーダーシップを発揮して難局に立ち向かってほしい」と述べた。

森田氏は「2期目の大きな柱は教育改革。教養教育を充実させるとともに、グローバル化に対応できる能力、実践力を持った人材を育成する。研究力も強化し、国内の大学ランキングでトップ10入りを目指す」と抱負を語った。

岡山大学長の選考は、国立大学法人化(04年)を機に、従来の教員による投票から、選考会議が面接などを総合的に判断する形式に変更された。

 

 

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