産学連携「技術革新を」 名大に研究開発講座『読売新聞』愛知版 2013年8月22日付

『読売新聞』愛知版 2013年8月22日付

産学連携「技術革新を」 名大に研究開発講座

名古屋大は21日、日本メナード化粧品(名古屋市)、田辺三菱製薬(大阪市)と連携して研究開発に取り組む「産学協同研究講座」を開設したと発表した。同大には2014年度末に、産学連携研究のための施設が完成する予定で、記者会見した浜口道成学長は「企業との連携を一層緊密にし、技術革新を起こす拠点を作りたい」と話した。

同講座では、研究テーマを企業側が決め、社員を特任教授などの教員として同大に出向させ、大学の設備や研究成果を使って研究を進めることができる。研究費や諸経費は企業が負担する一方、企業からの出向教員の発明など知的財産は企業側に帰属する。

日本メナード化粧品の中田悟専務取締役・総合研究所長は「名古屋大に蓄積された研究成果を利用し、一企業ではなしえなかった商品開発を進めたい」と意気込みを語った。

 

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