時事通信配信記事 2013年7月26日付
4学期制導入を正式決定=2015年度末までに-東大
東京大学は26日、2015年度末までに4学期制を順次導入することなどを柱とした学部教育の総合的改革に関する実施方針を決定したと発表した。秋入学については16~21年度での推進を目指し、環境整備に向けた社会への働き掛けや他大学との連携強化など必要な措置を取るとしている。
実施方針は、学部の秋入学全面移行を検討していた学内検討会が6月に答申した内容を受けて、25日の役員会で決定した。4学期制の導入によって、現行の2学期制より海外留学や留学生受け入れを容易にして、国際競争力の向上を狙う。
答申では4学期制について、夏休みの時期を海外に合わせる案と現行通りとする案の二つを提言していたが、どちらを採用するかは今後各学部で検討するという。