MEMO:複数国立大が連携、14研究に138億円『毎日新聞』2013年4月1日付

『毎日新聞』2013年4月1日付

MEMO:複数国立大が連携、14研究に138億円

 文部科学省は国立大改革推進の一環として、複数の大学が連携して研究にあたるなどの14プロジェクトを選定した。12年度予算で計138億円を支援。各大学は研究をスタートさせている。

 福島大、筑波大、広島大、長崎大などは、東京電力福島第1原発事故を受けて環境放射線の長期的な影響について共同研究する。

 スポーツ医科学分野に強い筑波大と、国立で唯一の体育大の鹿屋体育大は、世界で通用するスポーツ指導者養成の大学院を共同で設置する。

 近隣の大学同士の連携もある。名古屋大、愛知教育大、三重大の3大学は、アジアを中心に年間3600人の留学生の受け入れと、年間1200人の日本人学生を派遣する。

 奈良教育大、京都教育大、大阪教育大の関西の3教育大は、地域の教育課題に対応して教員を養成する。徳島大、鳴門教育大、香川大、愛媛大、高知大の四国の5大学は、AO(アドミッション・オフィス)入試や一般教養の講義を共同で実施していく。【石丸整】

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