学校の耐震化対策に1425億円 文科省、補正予算案で『日本経済新聞』2013年1月16日付

『日本経済新聞』2013年1月16日付

学校の耐震化対策に1425億円 文科省、補正予算案で

 文部科学省は2012年度補正予算案で、国公私立学校の耐震化や老朽化対策を進める費用として3272億円を盛り込んだ。うち耐震化対策は1425億円。12年度当初予算などを合わせると、全国の公立小中学校の耐震化率は93%となり、昨年4月に比べて約8ポイント上昇する見通し。

 国立大や私立大の教育研究を支える基盤的な設備の購入費として899億円も計上した。各大学は老朽化した実験設備やコンピューター設備の買い替え費用などに充てる。ほかに20年夏季五輪の東京招致や国立競技場の改修に向け、日本スポーツ振興センターの財政基盤を強化するための出資金などに63億円を盛り込んだ。

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