岡山大病院と就実大薬学系が協定 教育や研究で交流・連携『山陽新聞』2012年11月29日付

『山陽新聞』2012年11月29日付

岡山大病院と就実大薬学系が協定 教育や研究で交流・連携
   
 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)と就実大薬学部・同大学院医療薬学研究科(同市中区西川原)は29日、教育や研究に関する連携協定を結んだ。交流を盛んにするとともに、それぞれが協定を結んだ独立行政法人・医薬品医療機器総合機構(PMDA、東京)とも協力して医薬品や医療機器開発も進める。

 同病院で調印式があり、槇野博史病院長と押谷善一郎学長が協定書を交わした。槇野病院長は「協定を機に薬剤師を中心にした幅広い人材育成につなげたい」、押谷学長は「最先端の医療現場である病院から新薬開発などの面で学ぶべきことは多い」と述べた。

 交流は就実大に薬学部が開設された2003年度から学生の実習などでスタートしており、今後、病院の薬剤師が大学でさらに専門性を高めたり、医師らが就実大生に講義するなど関係を深める。

 岡山大病院が他大学と協定を結ぶのは初めて。就実大は津山中央病院(津山市川崎)に次いで2カ所目という。

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