『陸奥新報』2012年7月29日付
外傷患者の処置法学ぶ/弘大病院がセミナー
弘前大学医学部附属病院高度救命救急センター主催の青森外傷セミナーが28日、同病院で開かれ、津軽地域の救急隊員や医師、看護師らが、日本救急医学会公認の病院前外傷教育プログラム「JPTECプロバイダーコース」を受講し、現場や病院搬送中に外傷患者に対して実施すべき適切な観察や処置を学んだ。
受講者は、同センターの伊藤勝博講師からJPTECの概念や内容について講義を受け、インストラクターによるデモンストレーションを見学。その後、インストラクターの指導で「状況評価」「初期評価」「全身観察」「車外救出」といったJPTECに必要な知識や技術の習得に努め、最後に筆記と実技の試験で確認した。