広島、長崎大と研修医交換へ=「医療復興に尽力を」-福島県立医大 時事通信配信記事2012年5月14日付 

時事通信配信記事2012年5月14日付

広島、長崎大と研修医交換へ=「医療復興に尽力を」-福島県立医大

 福島県立医大の菊地臣一学長は14日、被爆地の広島、長崎両大との間で研修医を交換するカリキュラムを整備する方針を明らかにした。3大学は東京電力福島第1原発事故を受けて昨年4月、連携協定を結んでおり、菊地学長は「広島、長崎には(被爆の)原体験があり、若手の交流は極めて意義がある」と話した。

 3大学の学長は14日、福島県立医大で意見交換会を開催。菊地学長は被爆地両大からのこれまでの支援に感謝した上で、「新たに心の問題などが深刻になってきており、今後も率直な提言をいただきたい」と話した。研修医交換制度は、地域医療研修などの枠組みを活用し、早ければ今年度中にも講座を整備したい考え。期間は数カ月を想定しているという。

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