災害時の救護活動で協定 県と徳大・徳島市民病院『徳島新聞』2012年4月6日付

『徳島新聞』2012年4月6日付

災害時の救護活動で協定 県と徳大・徳島市民病院

 徳島県は5日、徳島大学病院(徳島市)と徳島市民病院(同)に災害拠点病院の指定書を交付するとともに、両病院と災害時の医療救護活動に関する協定を結んだ。災害拠点病院の指定は3月30日付で、指定病院は県内で11カ所となった。

 飯泉嘉門知事が県庁で、安井夏生徳大病院長と露口勝徳島市病院事業管理者に指定書を手渡した後、協定書に調印した。知事は「想定される3連動地震をどう迎え撃つか。各病院の得意分野を生かした対策をお願いしたい」と話した。

 両病院は災害時に大勢の負傷者を受け入れることができ、医療スタッフも充実していることから指定を受けた。災害時は、重傷患者らを受け入れて治療に当たるほか、医療救護班を県内外の被災地に派遣する。

 

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