1年を6区分、5週集中授業も 筑波大が13年度導入『東京新聞』茨城版2012年3月3日付

『東京新聞』茨城版2012年3月3日付

1年を6区分、5週集中授業も 筑波大が13年度導入 

 筑波大学(つくば市)が二〇一三年度から全ての学群・大学院で、二学期制の下で一年間を六つの期間に分け、十週や五週で終わる授業を導入することが二日、筑波大への取材で分かった。

 筑波大によると、学生が柔軟に授業を選べることで、留学などをしやすくなるメリットがある。筑波大はこの新たな学期制度を経て、東京大学が呼び掛けている秋入学に全面移行することを前向きに検討している。

 筑波大は一九七三年の開学以来、一学期十週の三学期制を採用してきた。国内の多くの大学が二学期制であるため、学生や教職員が学外と交流する際に支障があることなどから一三年度から春学期、秋学期とも十五週の二学期制に移行することを決定した。併せて春学期、秋学期をそれぞれ三つの期間に分けて、十五週で終わる授業だけでなく十週や五週の短期集中型の授業も導入することにした。 

  (松尾博史)

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