九大も秋入学前向き、2月にも検討委設置『読売新聞』2012年1月19日付

『読売新聞』2012年1月19日付

九大も秋入学前向き、2月にも検討委設置

 九州大の有川節夫学長は18日の定例記者会見で、新入生の入学時期を春から秋に移行させる「秋入学」について前向きに検討する方針を明らかにした。 

 秋入学を「合理的」とする内容の中間報告をまとめた東京大に同調する動きで、2月にも副学長らをメンバーとする検討委員会を設置し、協議に入る。 

 有川学長は会見で「国際的には秋入学が主流。留学生には秋入学の方が都合がよく、(日本人学生を含めても)メリットの方が大きい」と語った。その上で、春の入試から秋入学までの「ギャップターム」(ずれる期間)の活用について「学生の学問に対する取り組みが劇的に変わる可能性を秘めている。半年間いろいろな体験をすることができる」として利点を強調した。

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