「大学院における教員の勤務実態に関する調査研究」

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「大学院における教員の勤務実態に関する調査研究」

報告書 (PDF:1557KB)

平成21~22 年度 文部科学省先導的大学改革推進委託事業
大学院における教員の勤務実態に関する調査研究
報 告 書
平成23 年3 月
広島大学高等教育研究開発センター
代 表 山 本 眞 一

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0-1 調査の概要

近年の高等教育を巡る激しい環境変化の中で、大学に期待される役割は増大かつ高度化の傾向があり、
教員が行わなければならない業務は複雑多岐にわたっている。特に我が国の教員は、米国に比べて支援
スタッフの数が少ない中で、本来業務である教育・研究だけではなく、大学の経営・管理に係る様々な業務
を抱え込んでいる。さらにこれらの業務処理には煩雑な学内手続きやペーパーワークが多く時間と手間を
要するなど、その設計自体に問題があることも少なくない。これらにより、教員には多忙感が増しつつあるが、
その解決のためには、教員の勤務実態を把握するとともに、教員が果たすべき役割の再配分や大学にお
ける教育・研究を含む諸業務の処理体制の見直しが必要である。本調査は、教員の勤務実態を的確に把
握することにより、知識基盤社会の中で大学院教育と研究に注力すべき教員の業務実施の集中と効率化
に資することを目的として行ったものである。

具体的には、教員の勤務実態に関する先行研究について調査、国内の約10 大学を対象とした訪問調
査、米国の6 大学を対象とした訪問調査、我が国の200 の専攻及びその所属教員に対して実施したアンケ
ート調査を行った。

いずれの調査も分野の偏りがないように対象を選ぶとともに、勤務実態だけではなく、過去からの変化、
教員と非教員スタッフの業務実施分担、大学における教育・研究を含む諸業務の処理体制についても関
連させて把握するようにした。

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お問い合わせ先
高等教育局大学振興課大学改革推進室

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