北日本放送配信記事2011年8月31日付
県立大の独立行政法人化の是非を検討
県の行政改革委員会の今年度の初会合が31日、富山市で開かれ県立大学の独立行政法人化の是非を検討すべきとしました。
この委員会は、県の行政改革の課題に対応するため平成20年に設置されたもので、経済界の代表や有識者などが委員となっています。
会議では、これまでの提言に対する県の対応が報告され、その中で、県立大学の地方独立行政法人制度の導入について意見が交わされました。
県によりますと全国の公立大学の7割以上がコスト削減などの観点から地方独立行政法人制度を導入していて、委員会は、就職に強いなど県立大学の特色を生かしながら、導入の是非を検討すべきとしました。
県は今後、具体的な検討を進めます。
県立大学の今年度の当初予算額は授業料や補助金などの財源を差し引いた、一般財源ベースで15億4600万円です。