『読売新聞』2011年7月26日付
学内システムを一回認証に…北見工業大学
北見工業大学が OpenAM で学内システムをシングルサインオンに オープンソース・ソリューション・テクノロジは2011年7月25日、 北海道の北見工業大学が OpenAM を導入、シングルサインオンを実現した、と発表した。
これにより、北見工業大学の複数 Web アプリケーションが、1度のログインでシームレスに利用できるようになったそうだ。
北見工業大学は国立大学としては最北に位置することから「寒冷地工学」を標榜、寒冷地の環境に適した技術研究や、北海道、特にオホーツク海側の産業に関連する研究が行われている。
北見工業大学では、情報処理センターが全学にサービスを提供、学内情報基盤を支えているが、学内事務の効率化や業務のスリム化を目的に、さまざまなシステムや Web アプリケーションが導入されている。
人事、経理、教務など、 業務ごとに利用されている複数のシステムを結びつけ、セキュリティーを高め、シームレスで使いやすいものにするため、OpenAM が新しく導入された。
新システムでは、学生や教職員などのユーザーは、OpenAM に一度ログインすると、複数のWeb アプリケーションをログイン操作なしで利用できる。また、ログイン時に表示されるポータルメニューは、ユーザー権限やログイン場所(学内/学外)によって変化する。
システム全体の設計やプロジェクトとりまとめは、兼松エレクトロニクスが行い、シングルサインオン システムは、 オープンソース・ソリューション・テクノロジが構築した。