放射性物質測定、秋田大が協力 県と契約締結 『秋田魁新報』2011年8月4日付

『秋田魁新報』2011年8月4日付

放射性物質測定、秋田大が協力 県と契約締結

 秋田大学は、手形キャンパス(秋田市)の放射性同位元素センターに設置されている測定機器を使用し、福島第1原発事故に伴う県内の放射性物質の種類や濃度を検査する。同大が3日、発表した。県の委託を受けて行うもので、契約締結は7月29日付。

 同大は今後、測定する対象や数量、時期について県と協議する。

 県環境管理課によると、これまで牛肉や農産物などの放射性物質検査は、同市の県健康環境センターで行っていた。同センターの測定機器は1台のみ。同課は「秋田大の協力で、検査態勢が現状より充実する。コメなど新たな検査対象が増えることが予想されるため、大学と調整して進めたい」としている。

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