KFB福島放送配信記事2011年3月9日付
医大生の奨学金返還免除、県内全病院に適用
県は平成23年度、県内外の医大生が県から奨学金を借りた期間だけ県内地域医療に従事すれば返還が免除される「県へき地医療等医師確保修学資金制度」を一部改定する。
県議会福祉公安常任委員会で示した。
現在は医学部卒業後の後期研修を県立病院で受けた場合のみ1年間が返還免除の期間に換算される。
改定は、この条件を県立病院から県内全域の病院に緩和する。
資金の利用者はこれまで年間数人にとどまっていた。
県は免除期間に組み入れる後期研修先を県内の全病院に拡大することで利用者が増え、県内への医師定着にもつながると期待している。