女性研究者育成策探る 愛媛大でシンポ『愛媛新聞』2010年11月6日付

『愛媛新聞』2010年11月6日付

女性研究者育成策探る 愛媛大でシンポ

 女性研究者の支援や採用拡大を目指す「愛媛大女性未来育成センター」の事業開始を記念したシンポジウムが5日、松山市文京町の同大であり、学生や教職員ら約180人が講演を通じ、男女が共に輝く社会のあり方を探った。

 愛媛大では、学生約8000人中、女子学生が40%を占めるのに対し、教員のうち女性は12%にとどまっている。こうした状況を問題視し、2010年度の文部科学省モデル育成事業の採択を受け、女性未来育成センターを中心に、女性のキャリア形成や育児サポートを推進。20年度までに女性教員比率を20%に上げることを目指す。

 シンポでは、文科省科学技術・学術政策局基盤政策課の板倉周一郎課長が講演。国や全国の大学での女性研究者支援策を紹介した。

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