『四国新聞』2010年11月5日付
団塊世代の経験を地域の活性化に/香川大と高松市
香川大と高松市が協力・連携する事業について意見交換する連絡協議会の2010年度会合がこのほど、香川県高松市幸町の同大であった。保健師の人材育成などこれまで連携してきた事業を継続するほか、来年度以降は定年退職した団塊世代の経験を、地域活性化に結び付ける方策について検討することなどを申し合わせた。
今後の連携事業ではほかに、中心市街地などの空き家の有効利用や、南海地震に備えた防災拠点形成プロジェクトなどについて双方から提案があり、担当部局間で協議を進めることを確認した。
同大と同市は08年6月、政策研究などに連携して取り組むため協定を締結した。10年度会合には、大学から田港朝彦副学長や各学部長、市側からは岸本泰三副市長や各部長らが出席した。