国立大評価、7校が「やや遅れ」=9割は「順調」-文科省 時事通信配信記事2010年11月5日付

時事通信配信記事2010年11月5日付

国立大評価、7校が「やや遅れ」=9割は「順調」-文科省

 文部科学省の国立大学法人評価委員会は5日、全国の国立大など90法人に対する2009年度の業務実績評価を公表した。9割以上の法人が順調と評価された半面、7大学が「やや遅れている」とされた。

 各法人は、国立大が法人化された04年度から09年度まで6年間の中期目標に基づき、各年度の計画を作成しており、同委員会は毎年、「業務運営」「財務内容」「自己点検・評価」「その他」の4項目について計画の達成度を5段階で評価している。

 中期目標の最終年度に当たる09年度は、順調と評価された大学が増加するなど改善が進んだ。一方、教職大学院と法科大学院の苦戦が目立ち、学生数が収容定員の9割に満たなかった大学は、教職大学院で6校、法科大学院4校と、前年度よりそれぞれ2校と3校増えた。

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