『富山新聞』2010年10月30日付
意向投票トップは平井氏 富山大学長選、11月8日に選考会議
富大の次期学長を選ぶ学長選考会議(議長・中島恭一富山国際大学長)は29日、五福、杉谷、高岡の各キャンパスで、教職員を対象にした意向調査(投票)を行った。
第2次候補適任者3氏の得票は、平井美朗富大理事・副学長(62)が448票(得票率43・0%)、次いで遠藤俊郎富大附属病院長(64)が392票(同37・6%)、富山産業保健推進センター所長の鏡森定信富大名誉教授(67)が202票(同19・4%)だった。意向投票の有資格者は1158人で、投票総数は1058票。うち有効票は1042、白票14、無効票2だった。
学長選考会議は11月8日、意向投票の結果を参考に次期学長を選ぶ。同会議は学内外の各10人が委員を務めているが、候補の遠藤氏を除くため計19人で各候補の面接を実施、選考する。
審議の上、学長選考会議でも投票を行う場合、同会議で各候補が得た票数と、同会議の有効票数に各候補の意向投票の得票率を乗じた持ち点を合計し、過半数を得た候補を学長とする。過半数を得る候補がいない場合は、上位2人を対象に同会議で再び投票を行う。
西頭德三学長の任期は2011年3月末までとなっている。