「元気な日本復活特別枠」要望に関するパブリックコメントに係る岩手大学学長メッセージ

「元気な日本復活特別枠」要望に関するパブリックコメントに係る岩手大学学長メッセージ

 岩手大学は、法人化以降「岩手の”大地”と”ひと”と共に」を行動指針に掲げ、県内の経済活性化、地域の中核を担う人材育成など、地域に立脚した取り組みを進めてきました。

 近年、大学運営に必要な資金である運営費交付金の毎年1%削減、また、総人件費改革による毎年1%の人件費削減の中にあって、学生を主体とする健全な大学運営を行うため、鋭意努力してきたところです。

 政府は、運営費交付金を含む平成23年度予算編成において編成過程の透明化を進め、国民の意見を求めることを重視する考えから「『元気な日本復活特別枠』要望に関するパブリックコメント」を実施し、国民の意見を広く募集して予算編成に反映することとし、10月19日まで意見の提出を求めているところです。

 この『元気な日本復活特別枠』要望は、7月27日に閣議決定された各省庁の1割削減を超える削減分が財源となっているものであり、文部科学省から要望している10項目の中には、授業料免除のための経費や地域の「強い人材」を育成するために必要な教育関係経費や研究基盤強化のためのプロジェクト経費等が含まれています。

 このため、パブリックコメントの結果によっては、本学の運営費交付金が大幅に削減されることとなり、ひいては教育の展開、地域に根ざした研究の推進に支障が生じることとなります。

 ぜひ、このパブリックコメントへ皆様の忌憚のないご意見をお寄せいただき、教育力・研究力の強化のため、国立大学法人への予算拡充について、格段のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

◇ 「元気な日本復活特別枠」要望に関するパブリックコメント
◇ 要望事項一欄「元気な日本復活特別枠」要望に関するパブリックコメント
◇ 文部科学省「元気な日本復活特別枠」要望の総合サイト:文部科学省

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