大学と自治体包括連携相次ぐ 『産経新聞』山梨版2010年4月21日付

『産経新聞』山梨版2010年4月21日付

大学と自治体包括連携相次ぐ

山梨県内にキャンパスを置く大学と地元自治体との包括連携協定締結が相次いでいる。今月14日の県立大と甲府市との間で交わした協定では、これまでの講座開放などの部分協力を発展させ、人間福祉学区部や看護学部の知的財産を市立甲府病院や保険センターで活用する。看護・福祉の充実を図ることができ、人的交流が生まれるほか、地域政策課題の共同研究などを可能にした。

山梨大と北杜市の間では、大学が研究する発酵技術を応用して酪農家との高品質商品開発をメーンに、「食」にスポットを当てた教育ファーム事業を推進。健康科学大と富士河口湖町は、町民の健康促進に大学のノウハウを福祉行政に生かす。このほか、県立大と県立科学館との間でも、子供たちの科学を通じた遊びで研究連携する。

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