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大学財政危機打開をめざす国会内ポスターセッション 2nd Circular 『大学財政危機分析のためのワークシート』 2004年9月10日 国立大学法人法反対首都圏ネットワーク事務局 8月14日の集い以降、各大学の資料に基づいて財政状況の分析が開始されていま す。国会内ポスターセッションにおいては、各大学の財政状況をつぶさに報告してい ただき、危機がなぜ発生したのかをわかりやすく説明して頂きたいと考えています。 そこで、以下に、分析に必要な資料群、そしてそれらを用いてステップバイステップ に財政分析するためのワークシート(1)と(2)、その結果をまとめるための (3)を添付します。これらを活用してポスターセッションの準備をお進め下さい。 なお、分析方法等でご質問があれば、首都圏ネット事務局(info at shutoken-net.jp) へ遠慮なくお問い合わせ下さい。 【必要な資料・データ】 (1) 平成15年度(または平成14年度)の大学全体の決算報告書[各大学の経理関係の 部などがまとめている「経理部要覧」など] ★ 絶対必要な情報は、「人件費」,「物件費」,「施設関連費」,「授業料収 入」,「外部資金収入」,「その他の収入」の総額です。附属病院をもっている大学 は、「部局」と「病院」別に前記の額が必要です(特に「病院収入」)。したがって 必ずしも「経理部要覧」等は必要ではなく、他の資料でも代用できると思います。し かし「非常勤講師費用」等を細かく見るためには、なるべく詳細な資料があった方が よいと思います。 (2) 今年度(平成16年度)の大学全体の予算書[例えば教育研究評議会等での資料] ★ 「運営費交付金」の額,「授業料収入」の見積額,「その他の収入」の見積 額,「人件費/物件費」の支出予定額等が必要です。「病院支出」の予定額,「平成 15年度決算」との比較等、より詳しい資料があればbetterです。 (3) 教職員数・学生数等の基礎資料 ★ これは「法人化に伴う恒常的経費」の大まかな算出のために必要です。各大学 のホームページに記載されている資料で十分だと思います。 (4) 可能ならば、平成15年度までの「借入金」の総額 ★ 主として病院に係る借金だと思います。「中期目標・中期計画」でさらに借金 をする予定がある場合は、その資料も。 (5) 平成16年度の減額構造を知りたい部局(理学部,教育学部,経済学部等)におけ る、本年度予算書,平成15年度決算書。 ★ 特に「部局の中央経費」,「本部への振り替え額」,「部局長裁量経費」等 の額が重要です。 【記入用ワークシート】 財政ワークシート1、 財政ワークシート2、 財政ワークシート3 |