独行法反対首都圏ネットワーク |
田栗 正章(千葉大学理学部)です。
千葉大学の有志は、今回の「国立大学法人法案の概要」に基づく法案に反対する
旨を表明し、賛同署名を集めることにしました。私たちの趣意書と賛同署名簿の
様式は、[he-forum 5103]として本メーリングリストに投稿しましたが、その後
の活動と署名結果についてご報告し、28日予定の閣議に向けて早急なる検討を始
めたいと思います。
(1) 記者会見への参加について
2月24日(月)午前11時から、学士会館本館において、「大学改革を考えるアピ
−ルの会」(代表:池内了名古屋大学教授)が記者会見を行われました。千葉大
学有志の会もこれに同席し、次の3種類の資料を配付し、呼びかけ人の一人であ
る南塚文学部長から、私たちの趣旨説明を行いました。一部マスコミには、「法
人化により国立大学がより自由になる」との誤解がありましたが、決してそうで
はないことを十分に説明したつもりです。
配布資料1:上記趣意書・賛同署名簿
配布資料2:「国立大学法人法案の概要」に関する千葉大学理学部の見解
配布資料3:「国立大学法人法案の概要」への意見[千葉大学文学部将来
構想委員会見解](http://www.L.chiba-u.ac.jp/jp/hojingai.html 参照)
(2) 学内署名の結果について
2月23日午後12時時点で集計した結果は、次の通りです。
(A) 千葉大学内での署名総数 : 242
(定員10名以上の全部局・センターから賛同署名がありました。)
(B) 千葉大学外からの署名数 : 14
(今回は学内での署名としたにも拘わらず、9大学14名の方々から
ご賛同をいただきました。他大学の部局長も含まれています。
ご協力に厚く御礼申し上げます。)
2月25日付けの独行法反対首都圏ネットワーク
大協総会開催」の確認がなされたとのことであります。しかし同ネットワークに
よれば、この件に関する閣議決定は2月28日に行われようとしているとのことで
あり、このままでは「概要」が何ら修正されることなく閣議決定される可能性が
高いと言えます。したがって私たちは、早急に「28日の閣議決定は行わないこ
と」を要求する意見を、しかるべき宛先に送付すべきではないでしょうか。千葉
大学有志の会も、早急に意見をまとめたいと考えています。
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