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広島大、独立行政法人化へ中期目標骨格決まる[he-forum 3986] 中国新聞05/22
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『中国新聞』2002年5月22日付

広島大、独立行政法人化へ中期目標骨格決まる

 
 広島大の牟田泰三学長は二十一日、独立行政法人化後の一定期間の達成目標
となる「中期目標」の骨格を評議会に示した。これをベースに独立行政法人化
対策会議が大学運営戦略会議とともに中期目標の一次案を作成。七月に臨時評
議会で説明し、来年六月に中期計画と合わせ最終案を審議・決定する。

 中期目標の期間を二〇〇四年度から六年間に設定。「教育、研究の各活動で
国際的に上位にランクされ、特筆すべき教育研究を進める最高水準の教育研究
機関を目指す」とし、研究環境整備、研究シーズの培養などとともに、大学院
では社会的、国際的に通用する高度専門職業人、学部では基礎、応用力を兼ね
備えた柔軟性に富む人材を送り出すとしている。

 また「人材、施設、財源」の一括管理の確立、教職員の潜在能力を十分発揮
できる環境整備などをうたっている。

 牟田学長は同時に、目標策定へのガイドラインとして検討素材も提示。これ
に沿う具体案を検討するよう指示した。