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独行法反対首都圏ネットワーク

☆学生支援の在り方探る 育英会法人化で検討会議 [he-forum 3975] 共同通信05/20(2)
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共同通信ニュース速報  2002年5月20日付(2)

学生支援の在り方探る 育英会法人化で検討会議


 学生に奨学金を支給している日本育英会を独立行政法人化することになった
のを受けて、新たな学生支援機関の在り方を討議する文部科学省の検討会議
(座長・奥島孝康早稲田大総長)の第一回会合が二十日、東京都内で開かれた。

 検討会議は、事業をスリム化する方向で組織の枠組みを探り、今秋をめどに
報告書を提出する予定。文科省はこれを基に次の通常国会での法制化を目指す。

 会議で奥島座長は「あらゆる面で改革が叫ばれている中、奨学金も学生にど
う力を発揮するかが問われている」とあいさつ。   

 自由討論では委員から「独立行政法人化した後の組織と国、民間機関などの
役割分担を整理すべきだ」との意見が出た。     

 日本育英会は、昨年十二月に閣議決定した「特殊法人改革の整理合理化計画」
で、新たに独立行政法人を設置して、外国人留学生への支援事業をしてきた日
本国際教育協会などの公益法人を統合した新組織に生まれ変わることになった。