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☆「大学の国際競争力」テーマにシンポ…大阪 [he-forum 3972] Yomiuri On-Line 05/20(2
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Yomiuri On-Line 2002年5月20日付(2)

「大学の国際競争力」テーマにシンポ…大阪


 読売新聞大阪本社が昨年6月に設立した「大学関西フォーラム」の第2回シ
ンポジウム「国際競争時代の大学」が20日、大阪市のヒルトン大阪で開かれ
た。国公私立大の学長、理事長や企業幹部、教育関係者ら約450人が参加し、
大学の国際競争力などについて熱心な議論が行われた。

 板垣保雄・読売新聞大阪本社社長が「大学を取り巻く環境が厳しいなか、示
唆に富む議論をしてほしい」とあいさつ。加藤寛・千葉商科大学長が「海外の
大学を日本に進出させ、日本の大学も海外に出ていくことが、国際競争力の向
上につながる」と基調講演した。

 続いて、老川祥一・大阪本社専務の司会でパネルディスカッションが行われ、
グレゴリー・クラーク・前多摩大学長は「定員以上の学生を暫定入学させた後、
厳格な成績評価で正式入学させる制度の採用を」と提言。上野千鶴子・東京大
大学院教授は「均質な人材を求める入試や、女性教員の採用差別をやめないと
国際競争に勝てない」と訴えた。