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再編統合視野に意見交換 京滋4大学 まず「教育系」詰めへ
 
.[he-forum 3874] 京都新聞04/26
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『京都新聞』2002年4月26日付

再編統合視野に意見交換
 京滋4大学 まず「教育系」詰めへ


 滋賀大と滋賀医大、京都教育大、京都工繊大の事務局長が二十五日、四つの
大学の再編統合を視野に入れた情報交換会を、滋賀大本部(彦根市)で開いた。
国立大の法人化への対応や全国で進められている再編統合について話し合った。

 関係者によると、これまで四大学の再編統合をめぐっては、昨年六月に文部
科学省が発表した「大学の構造改革の方針」(遠山プラン)を受け、八月に滋
賀大と滋賀医大が協議会を発足。この後、両大と京都工繊大の三学長が話し合
いの場を持ったが、十一月上旬に滋賀大と滋賀医大だけで統合の中間報告をま
とめた。

 遠山プランは「県域を越えた再編統合」を掲げており、京都工繊大を含む三
大学の副学長が再度、十一月末から非公式に意見交換した。また文科省の懇談
会が最終報告で教員養成系大学・学部の再編統合を進める方針を打ち出したの
を受け、今年一月からは、京都教育大と滋賀大教育学部が正式に意見交換を始
めている。

 四つの大学が統合を視野に入れ、学長レベルで初めて意見交換したのは二月
上旬。京都教育大と滋賀大教育学部の間で教員養成学部の再編統合のめどが立
てば、四大学の学長が再度、話し合いの場を持つ、としている。

 この日の四大学事務局長の情報交換会では、滋賀大教育学部と京都教育大と
の再編統合について話が出た。滋賀大の轟木長紘事務局長は「教育学部のあり
方が引き続き協議中で、結論は出ていない状況だ」と話した。