共同通信配信記事 2010年3月29日付

静岡大法科大学院を「不適合」 学位授与機構の認証評価


法科大学院の認証評価機関「大学評価・学位授与機構」は29日、2009年度に実施した法科大学院3校の評価結果を公表。最終学年で、上限単位を超える履修が容認されていたなどとして、静岡大を「不適合」とした。筑波大と信州大の両法科大学院はいずれも適合とした。

07年度実施の認証評価で、科目の一部で十分な研究実績がある教員がいなかったとして不適合とされた香川・愛媛両大の連合法科大学院と、厳正な成績評価制度になっていないなどとして08年度に不適合とされた同志社大、神戸学院大は問題点が解消されたとして、いずれも適合とされた。

このほか大学37校、短大1校の結果も公表し、すべて適合とした。