《市場化テスト導入阻止情報》No.7=2010年3月23日 国立大学法人法反対首都圏ネットワーク事務局 都大教(東京地区大学教職員組合協議会)が下記の学習会を企画していますのでご紹介します。 ********************** 「市場化テスト」学習会 日時 4月17日(土) 午後1時〜5時 場所 全労連会館 2階大ホール(後部) 住所:東京都文京区湯島2-4-4 TEL:03-5842-5610 アクセス: 〔JR〕 総武線 御茶ノ水駅から徒歩8分 〔地下鉄〕 東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅から徒歩7分 東京メトロ千代田線・都営新宿線 新御茶ノ水駅から徒歩10分 東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅から徒歩12分 主催 東京地区大学教職員組合協議会(都大教) 1. 講演 1) 「市場化テスト」の目的と仕組みについて (1時間半) 講師 尾林芳匡弁護士 (八王子合同法律事務所) *著書 共著「Q&A市場化テスト法―仕組みと論点」 自治体研究社(2006) 質疑応答 2) 国立大学と「市場化テスト」 (未定) (1時間) 講師 未定 2. 報告 (30分) 登記事務への「市場化テスト」導入が引き起こしたもの:民事法務協会 組合 3. 討論 「市場化テスト」を導入させないために 第55回内閣府官民競争入札等監理委員会(平成21年12月10日開催)において、「国立大学法人施設の管理運営」及び「国立大学法人の事務」が見直しの対象とされ、内閣府公共サービス改革推進室および官民競争入札等監理委員会から各国立大学の財務担当理事あてに「国立大学法人における公共サービスの改革状況に関する調査について」という依頼文書が送付されました。推進室は、全国立大学における調査結果をとりまとめ、2月に行った監理委員会による首都圏7大学のヒアリングを踏まえて、3月中に内閣府HPに掲載し、6月までに対象事業の選定と「公共サービス改革基本方針」の改訂に向けて作業を行っています。これは、大学の教育研究活動と不可分の関係にある図書館業務や施設管理運営業務に、包括的な民間委託をするための「市場化テスト」を導入しようとするものであり、国立大学の運営そのものを根本から覆すものになりかねません。長年の経験と専門的な知識を持った職員を経費節減のためにすげ替えるならば、大学の日常業務が混乱し、滞ることは目に見えています。 なんとしても国立大学へ「市場化テスト」を導入させないために学習を深め、関係者への働きかけや宣伝を拡げましょう! -- 都大教事務局 Tel/Fax : 03-5804-7536 E-mail: dakosejimukyoku@yahoo.co.jp 都大教ホームページ: <http://www.geocities.jp/rpngx164/> |