『下野新聞』2010年3月11日付

「産学連携」で地域に活力を 小山高専が交流会


【小山】産学連携による地域産業の活性化を図ろうと「小山工業高等専門学校産学交流会」が4日、市内の結婚式場で開かれた。

小山高専が主催し、4回目。講演と情報交換会の2部構成で、市内を中心に57の企業や官公庁、大学、商工会議所などから約120人が参加した。

講演では、同校の苅谷勇雅校長が「地域の歴史と文化を活かす」と題して、全国各地の先進的な事例を説明。「歴史や文化といった地域のシーズ(種)を生かした街づくりは可能」と述べた。続いて電気情報工学科の田中昭雄准教授が、同校のロボコンに対する取り組みを紹介した。

その後、情報交換会が開かれ、同校教授らの「研究シーズポスター」も展示された。