『中日新聞』石川版2010年2月3日付

金大 環境調査や教育推進 カンボジア工大と協定


月内に調印式

金沢大は二月、カンボジアでの調査や教育活動を進めるため、現地のユネスコ世界遺産の管理組織や大学と協定を結ぶ。

協定は、これまで研究室単位だったカンボジアでの活動を、大学全体で進めるのが目的。これまで同大では、環日本海域環境研究センターの塚脇真二准教授や理工研究域の古内正美教授らが、ユネスコ生物圏保護区のトンレサップ湖や世界遺産アンコール遺跡での環境調査や、カンボジア工科大での研究指導などを行ってきた。

今回は中村信一学長や長野勇理事らがカンボジアを訪問。九日はアンコール遺跡整備公団を、十一日はカンボジア工科大を訪れ、調印式に臨む。 (谷岡聖史)