『北海道新聞』2010年1月23日付

獣医師養成で共同課程 北大・帯畜大12年度に


北大(佐伯浩学長)と帯広畜産大(長沢秀行学長)は22日、獣医師の養成で、講義や実習などを共同で行う「獣医学共同教育課程」を2012年4月に開設することを明らかにした。大学で共同教育課程を設置するのは全国初。

食の安全や感染症に対する国際的な関心が高まる中、牛や馬などの獣医学に定評のある帯畜大と、総合大学として学部の枠を超えた教育が行える北大の特性を生かしながら、国際競争力を強化するねらいがある。

昨年3月に文部科学省省令が改正され、複数の大学が相互に教育研究を行える共同教育課程の編成が可能になった。