共同通信配信記事 2009年12月18日付

国私立大医学部の増員認可 11校の学部、学科新設も


大学設置・学校法人審議会は18日、政府の医師不足対策で2010年度に実施する大学医学部の定員増のうち、私立大12校68人分と、国立大42校265人分を認めるよう文部科学省に答申、回答した。また公私立大11校の学部や大学院などの10年度の新設も認めるよう答申した。

医学部の来年度の総定員は公立大6校25人の増員と合わせて計8846人になる。

新設が認められたのは、群馬社会福祉大の看護学部やビジネス・ブレークスルー大学院大の経営学部(通信教育課程)など学部設置が5校、学科設置が2校。

大学院は大阪総合保育大で新設が認められ、ほかに研究科設置が1校、研究科の専攻設置や課程変更が2校認められた。