『河北新報』2009年12月18日付

次期学長に入戸野修氏 福島大


福島大は17日、今野順夫学長の任期満了に伴う学長選考会議で、次期学長に共生システム理工学類長の入戸野(にっとの)修氏(68)を選出した。任期は来年4月1日から4年間。

入戸野氏は横浜市出身。東京工大理工学研究科博士課程修了。2002年福島大教育学部教授。04年から現職。専門は物質科学、材料物性、応用回折結晶学。

16日の教職員による2回目の投票結果は、入戸野氏が261票、1回目(1日)でトップだった行政政策学類教授の千葉悦子氏(57)が168票。選考会議では委員12人が投票し、11票を得た入戸野氏に決定した。

選出後、入戸野氏は「大学の『宣伝部長』として魅力を分かりやすく伝え、顔が見え、存在感のある大学にしていきたい」と抱負を語った。