『東奥日報』2009年12月8日付

弘大付属病院が肝炎対策拠点に


県は「肝疾患診療連携拠点病院」として、弘前市の弘前大学医学部付属病院を指定し、同病院は8日から肝疾患に関する相談窓口「肝疾患相談センター」の受け付けを始めた。同病院は今後、肝炎対策基本法に基づき専門医療機関に指定された9病院、かかりつけ医療機関と連携し、肝疾患診療の中心的な役割を担う。

県保健衛生課によると、専門医療機関に指定されたのは県立中央病院、青森市民病院、弘前市立病院、黒石病院、八戸市民病院、八戸赤十字病院、西北中央病院(五所川原市)、十和田市立中央病院、むつ総合病院の9病院。

拠点病院の弘大医学部付属病院は、医療従事者向け研修会や住民を対象にした講演会を開催したり、治療法などに関する相談に応じる。

相談員を務める遠藤哲医師は「どうしたらいいのか分からないといった心配がある方に対し、適切なアドバイスをしていきたい」と取材に答えた。

受け付けは祝・休日、年末年始を除く月曜から金曜の午前8時半〜正午、午後1時〜同3時まで。電話予約(0172-33-5111、内線4020)が必要。