時事通信配信記事 2009年11月20日付

教員養成6年制、奨学金検討=文科副大臣


鈴木寛文部科学副大臣は19日の記者会見で、民主党がマニフェスト(政権公約)に盛り込んだ教員養成課程の6年制(修士)実現に向け、法科大学院で導入している事例を参考に、修士課程での奨学金を検討する意向を示した。

同副大臣によると、6年制の検討で、中核的な機関に想定している教職大学院の学費は、入学金を含め2年間で135万〜178万円程度掛かる。教育現場からは、6年制への移行で学費負担が増えると、教員志望者が減るとの懸念が出ている。