『山形新聞』2009年11月11日付

託児サポーターの学生31人を認定 山形大の女性研究者ら向け


山形大の女性研究者や職員の子どもの一時保育を学内で行うサービスの開始を前に、託児サポーターとして研修を受けた学生に対する認定書授与式が10日、山形市の同大小白川キャンパスで行われた。

託児サポーターに認定されたのは、人文、地域教育文化、理、農の各学部の学生31人。ことし9月から、山形市の子育てランドあ〜べなどでの保育実習を含む22時間の研修を受けてきた。授与式では、結城章夫学長が学生一人一人に認定書を手渡し「サポーターの誕生は頼もしい。学内外の人々が皆さんの活動に注目している」と激励。人文学部3年の外山佳澄さんが学生を代表し「安心して任せることのできるサポーターを目指す」と決意を述べた。

一時保育を行うのは実験や研究、会議などで託児の要望がある平日の午後5時から同8時で、預かり対象は小学生以下。同大男女共同参画推進室によると、小白川キャンパス内で対象となる教職員は70〜80人程度だという。本年度は試験運用期間として無料。 11月16日から利用予約を始め、12月1日から託児サービスの運用を開始する。