『読売新聞』2009年11月12日付

大分大が業務実績評価を公表 羽野学長「ほぼ満足できる結果」


大分大は、国立大学法人評価委員会による2008年度業務実績評価の結果を公表した。四つの評価項目で、いずれも5段階中2番目に良い「計画の達成に向けて順調に進んでいる」との評価を受けた。

評価は、6月末までに全国の国立大学が提出した実績報告書や財務諸表などを基に行われた。項目は「業務運営の改善及び効率化」「財務内容の改善」「自己点検・評価及び情報提供」「その他業務運営(施設設備の整備・活用、安全管理等)」の四つ。

大分大は今年度が計画の最終年度となる「第一期中期目標」を定め、効率的な大学運営や教育研究の質向上に取り組んでおり、いずれも「順調に進んでいる」と高評価を受けた。

特に就職への不安を抱える学生を支援するために設置している「ぴあルーム」事業は、「特色ある取り組み」と評価された。

羽野忠学長は「ほぼ満足できる結果。今後も地域社会と共に発展する大学を目指して取り組みたい」とのコメントを発表した。