『愛媛新聞』2009年11月12日付

開学60周年迎え記念式典 愛媛大


愛媛大(柳沢康信学長)は11日、新制国立大としての発足から60年を迎えた記念式典を松山市文京町の同大城北キャンパスで開催。大学関係者ら約300人が出席し、新たな飛躍を誓った。

愛媛大は1949年5月、旧制松山高等学校、愛媛師範学校、愛媛青年師範学校、新居浜工業専門学校を母体として発足。県立松山農科大の移管(54年)や医学部新設(73年)などを経て、現在は6学部7研究科、学生約1万人の総合大学に発展している。2008年度までの卒業生は6万8071人、大学院修了生9572人。

式典では柳沢学長が「歴史と伝統を受け継ぎ、地域発展への貢献や世界レベルの学術研究推進、人材育成を通じ『地域にあって輝く大学』を目指します」とあいさつ。清水潔文部科学審議官や加戸守行知事らの祝辞のあと、学歌斉唱などで節目を祝った。